生前整理といっても、闇雲に片付けていけば良いというものでもありませんし、そもそもどこから手をつけて良いのかわからないということもあるかもしれません。生前整理を効率よく進めるためには、次のようなものを準備しておくことが第一歩となります。

財産のリストアップ

まずはじめにしておきたいことは、財産のリストアップです。

現金や預貯金、有価証券や貴金属類、土地や建物の権利証(登記済証もしくは登記識別情報)、生命保険証書や自動車、骨董品や絵画などをリスト化してまとめておきます。

最初に財産リストを作ることで、どの程度の遺産となるのか?ということが把握できますし、何よりも間違えて捨ててしまうことを防ぐことにもなります。

「残しておくもの」のリスト

財産のリストができましたら、次は、「残しておくもの」のリストを作成します。

これはどちらかと言うと、自身のためというよりも、家族のためというニュアンスの方が強いものが対象になります。「思い出の品」や「形見分けの品」といった方がわかりやすいかもしれません。

そのため、自身だけで判断せずに、家族に確認を取りながら、リスト作成を進めていくのがコツとなります。

判断基準を作っておく

もうひとつ生前整理で大切なこととして、不用品とそうでないものに分けるための判断基準を作っておくことがあります。

例えば衣服の場合でしたら、1年以上着ていない服や、現時点でサイズが合わない服は不用品とするといったように、一定の基準を決めておくと、作業が進みやすくなります。

衣服は必ずポケットの中も調べておきましょう。ハンカチやティッシュペーパー、手紙や書類の他、現金や貴金属類などが入っていることも考えられるためです。